2021-02-15 第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
政府はこの島を百六十億円で買収し、米軍空母艦載機の地上離着陸訓練、FCLP施設並びに自衛隊基地の建設をしようとしています。 総理に伺います。 総理、私は去年の二月十八日、この予算委員会で、当時官房長官だった菅総理とこの問題で議論しました。米軍戦闘機の訓練は種子島の住民に耐え難い騒音をもたらし、住民が強く反対していること、また、買収に関わる様々な問題があることを指摘して、中止を求めました。
政府はこの島を百六十億円で買収し、米軍空母艦載機の地上離着陸訓練、FCLP施設並びに自衛隊基地の建設をしようとしています。 総理に伺います。 総理、私は去年の二月十八日、この予算委員会で、当時官房長官だった菅総理とこの問題で議論しました。米軍戦闘機の訓練は種子島の住民に耐え難い騒音をもたらし、住民が強く反対していること、また、買収に関わる様々な問題があることを指摘して、中止を求めました。
その上で申し上げれば、恒久的なFCLP施設の確保は安全保障上の重要課題であり、訓練の移転により地元の負担を軽減するためにも喫緊に解決すべき課題として日米間で特定され、これまで馬毛島の取得に取り組んできました。こうした取組として、馬毛島においてFCLPを実施するために必要な施設を整備することが基本であり、米軍再編関係経費から必要な経費を措置することは適切であると考えております。
私は、市長選でFCLP施設反対を唱えて当選しました。馬毛島にふさわしい利用法をFCLP以外に追求する考えは、一切変わっていません。」 官房長官、市長のこの態度は明確であり、この言葉は非常に重いものがあるんじゃないですか。 長官が、地元の理解と協力が極めて大事と言われるのであれば、この自衛隊基地とFCLPを強行することはできないじゃないですか。それとも、無視して強行するんですか。どうなんですか。
○河野国務大臣 恒久的なFCLP施設の確保は安全保障上の重要課題であり、訓練の移転により地元の負担を軽減するためにも喫緊に解決すべき課題として日米間で特定され、これまで馬毛島の取得に取り組んできているという経緯があることから、米軍再編関係経費において財源を確保したものでございます。
のところかと思いますけれども、硫黄島につきましては、現在、空母艦載機の拠点であります岩国飛行場から約一千四百キロメートル離れておりまして、その往復の際に機体にトラブルが発生した場合に緊急着陸用の飛行場を確保できないというような問題ですとか、あるいは、天候の影響によって硫黄島で訓練できない場合に、例えば、住宅密集地である厚木飛行場で行われるような可能性というのも残されておりますので、我々、恒久的なFCLP施設
いずれにいたしましても、先ほど大臣から御答弁申し上げましたとおり、防衛省といたしましては、FCLP施設の確保は安全保障上の重要課題と考えているところでございますので、売買契約に向けた協議を進めるとともに、早期に恒久的な施設を整備できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 鹿児島の馬毛島については、米空母艦載機の着艦訓練、FCLP施設の候補地として現在防衛省が土地所有者との間で売買契約の締結に向けた協議を行っているところでございますが、また本年一月に原田防衛副大臣が、地元の西之表市長と市議会議長、鹿児島県知事と県議会議長にお会いをして、事前に御説明を行った上で現地調査を行っているところと承知をしておりますが、我が国を含むアジア太平洋地域の
岩国飛行場から約千四百キロと極めて遠く、硫黄島への往復の際にトラブルが発生した場合に緊急着陸用の飛行場が確保できないと、そういう問題もございまして、防衛省としては、このFCLP施設の確保は安全保障上も極めて重要な課題だと思っておりまして、恒久的な施設を整備したいと考えているところでございます。
いずれにしても、先ほど申し上げたように、FCLP施設の確保は安全保障上の重要課題と防衛省としては考えておりまして、売買契約を締結できるよう引き続き協議を進めていきたいと思いますし、その際、関係法令等を遵守して行うことは当然のことと考えております。
いずれにしましても、防衛省としては、FCLP施設の確保を安全保障上の重要課題と考えておりまして、早期に恒久的な施設を整備できるように引き続き取り組んでまいる所存でございます。
まず、前提といたしまして、計画段階でございまして、まだ最終確定がしておらないということ、それから、馬毛島が候補地でございますので、現在までのところ、FCLP施設に関して言うと、現在利用しております硫黄島を参考にさまざまな説明資料を作成しているということでございます。
その際、あわせてFCLP施設としても活用を視野に入れて検討させていただいている旨説明をさせていただいたところでございます。
ですから、このFCLPの実施場所も、これは明言できないと言われましたが、考え方としては、やはり自衛隊が施設を管理することによって、特に地元との調整なんかも、米軍にさせるのではなくて、日本の自衛隊が窓口になって、その地元の要望、施設に関係する要望とかをいろいろお聞きするということも一つのやり方としてはこれから大事になってくるのではないかなと思うんですが、今後のFCLP施設の管理のあり方や共同使用について
これまでFCLP施設の候補地にかかわる報道がなされたことは承知しておりますけれども、恒常的なFCLP施設については、米軍の運用上の所要と騒音等の環境に及ぼす影響等を考慮しつつ作業を進めているところでありまして、現時点でその候補地を選定しているわけではございません。
当然、今先生から御指摘のあったように、FCLP施設の選定についても、関係公共団体に対して適時適切に説明して、理解を得るように努力をしてまいりますし、先生の今御指摘のような、一方的な押しつけなどということのないように努力してまいりたいというふうに思っておるところであります。
○平岡分科員 いろいろ聞きたいんですけれども、岩国及びその近郊にはFCLP施設を建設することはない、これは現時点だけではなくて将来にわたってもそうだと。これは久間防衛庁長官もそうやって言っているんですから、それをこの前確認したんですよね。ちょっと変な言葉があったんで確認をしたいということで、もう一遍お願いします。
従来から申し上げるとおり、岩国飛行場及びこの近郊をFCLP施設の整備場所とする考えはないということであります。」という答弁をいただいておるんですけれども、この「現時点で、」というのは、「特定しておりません。」ということだけにかかっているんですよね。現時点で岩国飛行場及びこの近郊をFCLP施設の整備場所とする考えはないということではないですよね。
私ども、現時点におきまして、恒常的なFCLP施設の設置場所を特定しているわけではございませんが、その選定に当たりましては、米軍の運用上の所要と騒音等の環境に及ぼす影響等を考慮しながら作業を進めているという状況でございます。
それで、現在、大臣並びに私どもといたしましても、岩国市長さんからこれまで数次にわたりまして、恒常的な、今申しましたいわゆるFCLP施設をどこにつくるんだといったことについて、特に岩国でやるんじゃないかとか、そういった御指摘がありましたので、大臣も私どもの事務方も、それを岩国に求めることはございません、そういうことを明確に御答弁しているところでございます。
そうした中で、このFCLP施設がどこにできるのかといったことに大変大きな関心をお持ちになっていらっしゃいました。その中で、岩国につくられるのではないかといった御質問がありましたが、私どもの方からは、それはございませんと。
恒久的なFCLP施設につきましては、先生御指摘のとおり、本年五月一日のロードマップに基づきまして、「二〇〇九年七月又はその後のできるだけ早い時期に選定する」といったことで、今目標にして鋭意取り組んでいるところでございます。そして今現在、米軍の運用上の所要ですとか騒音あるいは環境、その他もろもろの状況等につきまして、日米間で精力的に協議を行っている段階でございます。
この点につきまして、今、個別に、具体的に挙がりました点につきましては、私ども、そういうことをそこで、FCLP施設をそこに求めるということは考えておりません。